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暮らし

生乾きよ、サヨウナラ!コロナの衣類乾燥除湿機が選ばれる理由と必見の注意点

こんにちは、コテツです。

夏はエアコンのおかげで、室内にいるかぎり24時間7月のスイス。

しかし、冬はコテツにとって受難の季節。エアコン暖房を好まないコテツの部屋は一転してシベリアと化します。

炬燵でしのげるだけしのいだ後、各種暖房器具のお世話になりますが、そうすると悩ましいのが結露です。

そこで大活躍してくれるのがコロナの除湿機。結露対策のみならず、部屋干しの洗濯物もパリッと乾かしてくれます。

しかし、メリットの裏には必ずデメリットありの法則は不変。落とし穴(というほど深くはない)に注意が必要です。

一人暮らしのスタートは何はさておき除湿機をサブスクするべき!と、少し前に家電サブスク記事を書きながら思ったので、この記事を追記することにしました。

衣類乾燥機を兼ねる除湿機の性能・コロナの除湿機が選ばれる理由・使用法・注意点についてお伝えします。

なお、こちらのページはプロモーションを含まず、除湿機の商品紹介はいたしません。おススメの商品をお探しの方は申し訳ありませんが、どうぞ別記事でお探しください。

衣類乾燥除湿機とは?

衣類乾燥除湿機とは、室内の湿気を取り除きながら、洗濯物に効率よく風を当てて、部屋干しした衣類を素早く乾燥させる電化製品です。

単なる除湿機能だけでなく、衣類乾燥に特化した機能が備わっています。

衣類乾燥除湿機の必要性

衣類乾燥除湿機は、現代の住環境やライフスタイルに起因するさまざまな問題を解決する役割を担っています。

私たちの住環境は、山紫水明の地で昔ながらの日本家屋に住んでいた時代とは異次元です。

まず、家が変わりました。

24時間換気が必要な高気密住宅でなくても、気密性の高い住まいが増えています。

高い気密性により外気が自然に流入しにくいため、調理・入浴・洗濯物などの水蒸気が室内にこもりやすい環境です。

次に、空気質が変わりました。

都市に限ったことではありません。汚染された空気は県境を越え国境を越えて循環します。窓を全開して空気を入れ替えるとかえって室内が汚れるという嘘のような話。

となると、下記のとおり高確率でカビが発生します。

また、空気質や天候が気になって外に干せない洗濯物は部屋干しせざるを得ません。

ジメジメした風通しの悪い部屋では何時間干しても生乾き。もれなくあの独特の臭いがついてきます。

パナソニック株式会社 コミュニケーションデザインセンターの調査によれば、部屋干しの悩みTOP3は次のとおりです。

<1位>洗濯物が乾くまで時間がかかる(49.1%)
<2位>洗濯物が乾ききらない(43.4%)
<3位>部屋干し臭が発生する(37.4%)

このような住環境を巡る悪循環から生じる「カビ問題・洗濯物生乾き問題」を一挙に解決してくれるスーパー家電、それが衣類乾燥除湿機なのです。

衣類乾燥除湿機の特徴と基本性能

<衣類乾燥除湿機の主な特徴>

衣類乾燥除湿機は、室内の除湿機能に加え、パワフルな送風と除湿で部屋干しの洗濯物を効率的に乾燥させることが大きな特徴です。

部屋干し臭の抑制: 洗濯物を早く乾かし生乾きによる不快なニオイの発生を防ぐ

洗濯物のムラなく乾燥: 多くの製品には、上下左右に風向きを変えられるルーバーが搭載されており、洗濯物の間にまんべんなく風を届けることで乾燥ムラを抑える

部屋の除湿・結露対策: 衣類乾燥だけでなく、通常の除湿機と同様に室内の湿度を下げ、カビや結露の発生を防ぐこともできる

付加機能: 消臭効果のある「ナノイー」や「プラズマクラスター」などの独自技術を搭載し、部屋干し臭を抑制したり、部屋の空気をきれいにしたりする製品もある

<基本性能を決める3つの方式>

衣類乾燥除湿機には、主に「コンプレッサー式」「デシカント式」「ハイブリッド式」の3つの方式があり、それぞれに得意とする季節やメリット・デメリットがあります。

▶コンプレッサー式

除湿の仕組み内部の冷却器で空気を冷やし湿気を水滴に変えて除湿
活躍の季節高温多湿な梅雨や夏
メリット電気代が比較的安い
デメリット室温上昇が少ない・低温時には除湿能力が落ちる・運転音がやや大きめ

▶ デシカント(ゼオライト)式

除湿の仕組み乾燥剤(デシカント)に湿気を吸着させ、ヒーターで水分を温めて気化させてから冷却・凝縮して除湿
活躍の季節冬の結露対策や衣類乾燥
メリット低温時でも安定した除湿能力がある・運転音が比較的静か・コンパクトな製品が多い
デメリットヒーターを使用するため電気代が高くなる・室温が上昇しやすい

▶ ハイブリッド式

除湿の仕組みコンプレッサー方式とデシカント方式を組み合わせた方式
活躍の季節一年中
メリット季節を問わずパワフルな除湿能力を発揮する・特に除湿能力と速乾性能に優れている
デメリット本体価格が比較的高価・コンプレッサー式と比べると本体がやや大きめ

衣類乾燥除湿機の選び方のポイント

使用する季節・除湿能力(対応畳数)・タンク容量・電気代などを考慮して、どの方式を選ぶかを決めましょう。

〇使用する季節で選ぶ: 梅雨や夏がメインならコンプレッサー式・冬も使うならデシカント式・年中使いたいならハイブリッド式が適している

〇除湿能力(対応畳数)で選ぶ: 部屋の広さに合った製品を選ぶ

〇タンク容量で選ぶ: タンクが小さいと頻繁に水を捨てる手間がかかるため大容量のタンクや連続排水機能付きの製品を選ぶ

〇電気代で選ぶ: コンプレッサー式は安く、デシカント式は高くなる傾向があるため、ランニングコストを考慮して選ぶ

そのほかにも除菌・消臭機能・内部乾燥機能など、製品によってさまざまな機能が搭載されています。必要に応じてチェックしましょう。 

コロナの衣類乾燥除湿機が選ばれる理由

コロナの衣類乾燥除湿機が人気を集める理由は、パワフルな除湿能力と衣類乾燥機能の高さに加え、ランニングコストの安さや使い勝手の良さです。

特に、コンプレッサー式の強みを生かした性能が多くのユーザーに評価されています。

高い除湿・乾燥能力

コロナの衣類乾燥除湿機は、湿度の高い時期に特に威力を発揮するコンプレッサー方式を採用しています。 

空気中の水分を冷やして結露させ、水滴として取り除くことで、効率よく除湿を行う仕組みです。

業界トップクラスの乾燥スピードを誇るモデルもあります。

最近は「速乾Wルーバー」など複数のルーバーで風を立体的に送ることで、厚手の衣類も短時間で均一に乾かす製品が登場していますが、コテツは使ったことがありません。

たとえばコロナ衣類乾燥除湿機 Pシリーズは、1日1Lのペットボトル約6本分の除湿能力(室温27℃・相対湿度60%を持続する室内で24時間60Hzで運転した場合)です。

シンプルなモデルでもコロナの除湿・乾燥能力は抜群だといえます。

使いやすさと利便性

コロナの衣類乾燥除湿機は、タンクが大容量で排水がしやすいなど、全般的に使い勝手が良いと評価されています。

タンクが満水になったらメロディー音が流れて知らせてくれるのも至れり尽くせり。「のっぽの古時計~♪おじいさんの~時計♪」

満水だと少々重くなりますが、タンクが取り出しやすく持ち運びしやすい仕様になっています。この辺りも日本製だなあと思います。

タンク容量は、Sシリーズ(3L)・Pシリーズ(6.3L)・Hシリーズ(18L)などモデルによって大きく異なりますので使い方に応じて選ぶといいでしょう。

経済性と清潔さ

コロナの除湿機の多くが採用しているコンプレッサー方式は、電気代が比較的安いのが特徴です。 

1時間あたりの電気代の目安は、約3.9〜12.4円とされています。

コロナ公式サイトによれば、衣類乾燥除湿機 Pシリーズなら1時間当たりの電気代は、「標準モード時:約6円」・「節約モード時:約4円」です(除湿運転の標準、節約モードにおいて。電力料金目安単価31円/kWh(税込)[2022年7月改定]にて試算)。

また、次のような清潔さを保つ機能も充実しています。

▶アクアドロップ洗浄: 熱交換機に付着した汚れを自動で洗い流す機能で内部のお手入れを簡単に行い除湿能力の低下を防ぐ

▶クリアフィンコート: 熱交換機に施された特殊コーティングによりホコリや汚れがつきにくく水だけで汚れが落ちやすくなっている

▶ウイルス抑制・除菌・脱臭フィルター: 多くのモデルでウイルス抑制・除菌・脱臭効果のあるフィルターが採用されている(10年間交換不要のモデルも)

コロナ衣類乾燥除湿機の使用法

コロナの衣類乾燥除湿機を効果的に使用するには、「衣類乾燥」モードで風向ルーバーを調整し、部屋を締め切って運転することが基本です。

コロナ衣類乾燥除湿機の基本的な使い方

コロナの衣類乾燥除湿機を効果的に使うための基本的な手順とコツは以下のとおりです。

①電源プラグを差し込む

②ルーバーを開ける

送風口のルーバーを手で開き衣類に風が当たるよう向きを調節する

③電源を入れる

「運転入/切」ボタンを押して運転を開始する

④運転モードを選択

「運転切換」ボタンを押し「衣類乾燥」モードを選択する

※機種によっては「衣類乾燥」→「除湿」→「送風」の順で切り替わる

※一部の機種では初回は自動的に「衣類乾燥」モードになるが次回以降は前回のモードが記憶される

⑤運転を停止する

「運転入/切」ボタンをもう一度押すと運転が停止する

洗濯物を早く乾かす衣類乾燥除湿機の使い方

衣類を効率よく乾かすためのコツは次のとおりです。

〇除湿機の位置:洗濯物の真下や洗濯物の中央の後ろ側に置くと風が全体に行き渡りやすい

〇干し方:洗濯物同士の間隔を適度に空けて風通しをよくする・乾きにくい厚手の衣類(ジーンズなど)は除湿機の風がよく当たる位置に干し裏返すとさらに効果的・乾きやすい薄手の衣類(Tシャツなど)は風の届きにくい外側に干す

〇ルーバーの調整: ルーバーを上下にスイングさせるとより広範囲に風が当たり効率が良くなる

〇室温:冬場など室温が低いと乾燥に時間がかかるため暖房機器を併用すると効果的

〇サーキュレーターの併用:洗濯物の量が多い場合はサーキュレーターや扇風機を併用して風を循環させるとさらに乾燥時間が短縮される

最も効率的に乾燥させるには、衣類乾燥除湿機を置いた部屋のドアや窓を閉めて、湿った空気が他の部屋に移動しないようにします。

衣類乾燥除湿機使用後の手入れ

衣類乾燥除湿機を長く快適に使うためには、使用後のこまめな手入れが大切です。手入れを怠ると、カビや雑菌が繁殖し、悪臭の原因になることがあります。

カビに対処するために使ったのにカビの温床になっては本末転倒です。というコテツも手入れを怠り、翌シーズンの悪臭にノックアウトされました。

次の3つの手入れは大切です。

内部乾燥: 運転停止中に「切タイマー」ボタンを押すと内部乾燥運転が始動。内部のカビやニオイの発生を防げます。

排水タンク: タンクが満水になると自動で運転を停止し、満水メロディーやランプで知らせてくれます。定期的に水を捨ててください。

エアフィルター: 定期的にエアフィルターを掃除することでホコリやごみを除去し、除湿能力を保ちます。

コロナ衣類乾燥除湿機を使用する際の注意点

コロナの衣類乾燥除湿機を使用する際は、火災や故障を防ぐための基本的な安全対策のほか、効率よく洗濯物を乾かすための設置方法や使い方を工夫することが重要です。

そして、この記事の肝でもある一番の注意点は「室温」です!

衣類乾燥除湿機の設置場所

不安定な場所や高い場所、段差のある場所などに置くと、落下や転倒による事故の原因になります。

また、吸込口や吹出口をカーテンや洗濯物などでふさがないようにしましょう。風通しが悪くなり、発熱や発火の原因となることがあります。

押し入れなどの風通しの悪い狭い場所で使うのもやめましょう。

コロナ衣類乾燥除湿機の運転可能な室温

コロナのコンプレッサー式衣類乾燥除湿機が運転可能な室温は、約5℃〜40℃です。

コンプレッサー式の除湿機は、室温が低すぎると除湿能力が低下します。

これは、コンプレッサー式の除湿方法が、冷たいコイル(冷却器)で空気中の水分を結露させる仕組みだからです。

室温が低くなると、冷却器の表面温度も低くなり、霜が付着しやすくなります。霜が付くと熱交換の効率が悪くなり、空気を取り込んで水滴に変える能力が落ちるんですね。

そもそも空気が含むことのできる水分量は、温度が低いほど少なくなります。室温が低いと除湿機が結露させられる水分自体が減るため、除湿能力も低下するというわけです。

コンプレッサー式衣類乾燥除湿機は室温25℃以上のときに最も高い能力を発揮する
一般的に15℃〜16℃を下回ると除湿能力が低下し始め7℃以下では除湿運転を停止する製品が多い

一部のコンプレッサー式除湿機には、霜取り機能を搭載することで低温時の除湿能力を維持しているモデルもあります。 

▶▶コロナ衣類乾燥除湿機を使用する際は、暖房器具を併用し室温が低くならないようにすることが大事な大事な注意点です。

冬場や寒い場所での除湿には、ヒーターで水分を含んだ空気を温めてから除湿する「デシカント式」や、コンプレッサー式とデシカント式の両方の機能を備えた「ハイブリッド式」が適しています。

長期間の使用による影響

コロナの衣類乾燥除湿機を長期間使用すると、ホコリやカビの蓄積、部品の劣化などにより、性能低下や異臭、騒音といった問題が発生する可能性があります。

なにしろ連日しかも長時間連続使用することが多いので、コロナ衣類乾燥機にしてみれば実に過酷な労働条件です。

コテツも1台は廃棄しました。季節限定ですが10年間稼働してくれたので上々です。

ただ、フロンガスが使われているコンプレッサー式なので処分は手間がかかります。

▶▶フロンを使用するコンプレッサー式の除湿機はごみに出せず小型家電回収も不可!これも大事な大事な注意点です。

不用品回収業者に依頼する・自治体の指定する回収ルートを利用するなどの方法を取りましょう。

コテツはこれが面倒で、次はコンプレッサー式はやめようと思ったにもかかわらず、コロナの優秀性が捨てられず今日に至ります。

部屋干し革命で快適な生活を手に入れよう

衣類乾燥除湿機は、住環境を巡る悪循環から生じる「カビ問題・洗濯物生乾き問題」を解決してくれる現代生活に必須の家電です。

なかでもコロナの衣類乾燥除湿機は、部屋干しを快適にするための強力な味方。高い除湿能力・使いやすさ・経済性など多くのメリットがあります。

ただし、注意点が二つあります。

・室温が低いと除湿能力が落ちる→暖房器具と併用

・コンデンサー式は勝手に処分できない→業者に依頼

コロナの衣類乾燥除湿機は丈夫で長持ちなのは確かです。家電を選ぶときのご参考になさってください。

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人生は仮の宿り。持たない暮らしを追い求めて今はやりのサブスクリプションサービスを徹底調査しています。サブスクのメリットもデメリットも本音で語りたいコテツです。