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「家具のサブスクは使わない手はないサブスク?なぜって人生は仮の宿りだから」

こんにちは、コテツです。

今回は家具のサブスクについてご紹介します。

オギャーと生まれてから人はだいたい何回くらい引っ越すのでしょうか。

2016年の「第8回人口移動調査」によれば、引っ越しの平均回数は3.04回だそうです。

え?そんなに少ないの?と思われた方、コテツの心の友ですね。

コテツは10回引っ越しています。

引越しのたびにタイヘンだったのは家具、家具、家具。

人生は仮の宿り、我らはヤドカリなのに。

ならば、さらば家具たち。

じゃあ、サブスクとか言わないで家具をもたないのが一番じゃない?(by コテツ)

家具サブスクの魅力とは?

家具のサブスクは、 定額・期間限定で好きな家具をレンタルできるサービス です。

家具サブスクの魅力は自由自在ということです。

所有しないので身軽に暮らしを変えることができます。

またライフスタイルに応じて家具を選びなおすことが可能です。

高まる家具サブスクのニーズ

ディノス・セシールの通販ブランド「ディノス」は、20代〜60代を対象に「家具とライフスタイルに関する意識と実態」調査を行っています。(PR TIMESより)

その結果、家具は良いものを長く使いたいが、初期費用の高さに諦めてしまう人が8割を超えることがわかりました。

また、約7割の人が家具選びにこだわりをもっています。

しかし、実際置いてみると「しっくりこない・飽きた」と感じる人が約半数です。

さらに半数近くの人が「できれば家具を所有したくない」と答えています。

この調査は2017年に行われました。

当時は回答者のうち97.1%が家具レンタルサービスの利用経験がありません。

ただし新品家具であれば、4人に1人は「利用してみたい」という希望をもっています。

このニーズが現在の家具サブスクの人気につながっているのでしょう。

生活スタイルの変化に対応する家具サブスク

人生は山あり谷あり転勤あり転機あり。

就職・転職・結婚・出産・子育て・退職・介護、ライフステージの変化に伴い、生活に必要な家具も変わります。

とはいえ、要らなくなった家具を処分するのも買い替えるのも大変です。

人生の転機だというのに、多くの手間と費用がかかります。

家具のサブスクは、この手間と費用を減らすためのサブスクです。

ライフスタイルの変化に合わせて手軽に家具をレンタル・交換できます。

一人暮らしに最適な家具サブスクの選び方

一人暮らしの家具・家電の準備費用は20〜30万円だといわれています。

そのほかに敷金・礼金・仲介手数料を入れると家賃4〜6ヶ月分が必要です。

必要最小限の家具だけ揃えて出費は極力抑えたいですよね。

優先順位が高い家具は、ベッド・マットレス・ローテーブル・カーテン・天井照明。

忘れがちだけどマストアイテムはカーテンだよ〜。コテツは気づくまで丸見えでした。💦

サブスクとはいえ、一つ一つ選ぶのは手間がかかるうえ、コストもかさみます。

お得なセット価格で提供してくれるサブスクをおすすめします。

たとえば、家具サブスク「レンタくん」が提供している「選べる家具家電6点セット【1年契約】」を見てみましょう。

洗濯機4.5㎏・冷蔵庫90L・電子レンジの基本家電に加えて【セレクト30】の中から好きな家具家電を3点選べます。

【セレクト30】

トースター・電気ケトル・シーリングライト・ドライヤー・掃除機・センターテーブル・TV台・カーテン・140デスク・デスクチェアー・チェアー・回転チェアー・ワードローブ・ディスプレイラック・時計・スタンドミラー・体重計・アイロン+アイロン台・ガスコンロ1口・カセットコンロ・丸テーブルセット4色・サーキュレーター・ハンディースチーマー・ハンディークリーナー・丸型ホットプレート・扇風機・レンジ上ラック

商品は中古とはいえこの品ぞろえで1年間の代金が総額5,000円(税込)です。

有料ですが、商品のグレードアップもできます。

①冷蔵庫85L~→冷蔵庫115L~→冷蔵庫148L②洗濯機4.5㎏→洗濯機5.5㎏③電子レンジ→オーブンレンジ

サブスク家具のメリットとデメリット

家具のサブスクにはメリットもあればデメリットもあります。

家具サブスクのおもなメリットは、初期費用を抑えられること・手軽に試せること・処分に困らないことですね。

それでは、おもなデメリットは何でしょうか。

〇実は買う方が安いこともある

長期間利用すると購入するよりも総額が高くなる可能性があります。

〇商品の定価が明示されていない

元値が記載されていないことが多いため、割引率がわかりにくいです。

〇家具の所有感がない

自分のものではないので所有する喜びや愛着はもちづらいです。

〇購入代金以外に手数料がかかることがある

送料・設置費用・解約手数料がかかる場合もあります。

人気の家具サブスクサービス

人気のある家具のサブスクサービスを7つ紹介します。

最低利用期間と月額料金を比べてみてください。

サービス名月額料金最低利用期間
CLAS440円~プラン次第
flect330円~3か月
かして!どっとこむ400円~1か月
STYLICS1,000円~3か月
subsclife商品次第3か月
Kaggレンタル990円~設定なし
無印良品商品次第12か月

人気ブランド無印良品の月額定額サービス

無印良品でも家具の「月額定額サービス」を行っています。

対象商品は暮らしの基本となるベッド・デスク・収納家具です。

契約期間(利用期間)は、1年/2年/3年/4年から選べます。

人気ブランドの無印良品、しかも商品はすべて新品、安心感がありますね。

契約期間満了後の選択肢は、3つです。

そのまま返却(回収あり)、もう少し使いたい場合は延長、気に入った場合は買取もできます。

デメリットは、商品数が限られていること、配送料・解約手数料がかかることです。

DINOSと他社の家具サブスク比較

DINOS(ディノス)は、株式会社DINOS CORPORATIONの通信販売ブランドです。

1970年にテレビショッピングに登場して以来、カタログ通販の草分け的存在として知られています。

フジサンケイグループに属するDINOSが、満を持して立ち上げたのが家具のサブスクサービス「flect(フレクト)」です。

flectは、長く借りても支払金額は商品価格を上回ることはありません。途中解約も可能です。

自社のサイトにこだわりとして、次の3つを掲げています。

・24か月の満期後自分のものにできる

・「買うよりちょっとお得」の価格設定

・新品をお届け

flectには、母体が大手総合通販会社という強みがあります。

その強みを生かして、サブスク商品の品ぞろえが豊富なうえに、無印良品同様すべて新品です。

料金体系もシンプルでわかりやすく、追加料金もほとんどありません。

flectは、家具サブスクの中では信頼度の高いサービスといえるでしょう。

また、flectのコンセプトに近いサービスとしてsubsclife(サブスクライフ)があります。

subsclifeは、有名ブランドの家具やデザイン性の高い家具を取り扱っているのが特長です。

もう一つ人気の高い家具サブスクといえば、CLAS(クラス)でしょう。

いつ返却しても解約手数料がかからない「いつでも返せるプラン」と、初期費用を抑えられる「配送0円プラン」のどちらかが選べます。

家電サブスクとの併用で得られる利点

ここだけの話じゃあ全くないけど家具と家電の両方を扱っているサブスクは多いよ〜。

CLAS(クラス)」を運営する株式会社クラスは、2024年に18歳〜49歳の男女1,000人を対象に家具家電サブスクに関する調査を行っています。

その結果、長期リース型のサブスクを利用しているのは11.7%で、「家電」(48.7%)と「家具」(42.7%)の人気が高いことがわかりました。

9人に1人が長期リース型サブスクを利用していることになります。

年代別で利用している割合が高いのは30代(14.3%)、次に20代(13.8%)です。

(家具と家電のレンタル・サブスク「CLAS」調べ)

20代・30代は、まだまだこれからライフスタイルが変化する世代。

家電・家具の両方を扱っているサブスクでお得なセットプランを利用して、ライフスタイルの変化に柔軟に対応していきましょう。

家具サブスクを選ぶ際のチェックポイント

手間も値段も手軽なサブスクとはいえ、契約書・説明書はじっくり読みましょう。

家具サブスクを選ぶ際のチェックポイントをご紹介します。

家具の最低利用期間

家具のサブスクでは、3ヶ月・6ヶ月・1年など一定期間は必ずサービスを利用することを契約で定める場合があります。

これが最低利用期間です。

最低利用期間未満で解約すると違約金が発生する場合が多いので、特に気をつけましょう。

サブスク料金プランの違い

家具サブスクの料金プランはサービス・家具の種類・契約期間によって異なります。

月額数百円から数千円程度が一般的です。

契約期間が長いほど、月額料金が安くなる傾向があります。

利用期間・必要な家具の種類・サイズを考えあわせたうえで、料金プランを選びましょう。 

家具返却の手間について

サービスによっては、破損時の補償・不要になった家具の引き取りなどにオプション料金がかかります。

家具の返却はWEBのマイページから行うのが一般的です。

返却の流れをCLAS(クラス)を例に見てみましょう。

1.マイページの注文履歴から返却を申し込む

2.返却申込画面で返却したい商品を選ぶ

3.集荷の住所と日時を指定する

4.申込み内容の確認

5.申込み完了

6.配送業者による集荷

保証・品質・安心の要素

家具のサブスクには通常、保証や補償サービスが付帯していますので安心です。

メーカー保証期間内であれば、メーカーの保証規定に沿って対応されるサービスもあります。

契約前に、保証内容・対象となる破損や汚れ・追加費用などの詳細を必ず確認しておきましょう。

配送時や設置時に発生した商品の不具合や破損は、交換や修理で対応されます。

また家具の品質は、新品と中古では当然違いがあります。

新品の場合は品質が保証されていますが、中古品の場合は使用感や傷がある可能性も考慮に入れておきましょう。

家具サブスクを利用する際の具体的なステップ

家具サブスクを利用する際は、まず会員登録をする必要があります。

利用開始までのステップと返却手続きを整理してみましょう。

家具サブスクの利用手続きの流れ

1. サービス選択・会員登録

複数の家具サブスクの料金体系・取り扱い家具の種類・配送エリア・利用規約などを比較してサービスを選択します。

選択したサービスのウェブサイトで会員登録。

2. 家具選びと注文:

必要な家具を検索します。

カテゴリ・ブランド・サイズ・デザインなどで絞り込むことが可能です。

選択した家具の詳細ページで、素材・状態・レンタル期間・料金・配送日などを確認したらカートに追加して注文を確定します。

3. 配送と設置

配送日時を調整して配送してもらいます。

配送料や設置費用は別途必要になることが多いです。

4. 利用開始

5. 返却手続き

利用期間が終了したら、サービスサイトから返却申請を行います。

返却前に清掃が必要な場合は指示に従いましょう。

サービス側が指定した日時に、家具を回収しに来ます。

初期費用と月額料金の理解

家具のサブスクは、初期費用を抑え月額料金を支払うことで、気軽に家具を利用できるサービスです。

しかし、初回登録料・配送料・設置料などが別途かかることがあります。

月額料金だけだと考えていたら予定外の出費がかさむことになりますので、契約の際は気をつけましょう。

家具サブスクの人気アイテム

家具サブスクの人気アイテムは定番の家具です。

ソファ・ベッド・ダイニングテーブル・チェア・デスクはどのサービスでも人気があります。

ソファやテーブルのおすすめ

ソファは家具の中でも比較的高価です。

しかも使用感が出やすい家具ですので、サブスクの選び方も慎重になりますね。

CLAS(クラス)とsubsclife(サブスクライフ)が推奨しているソファーを参考までにご覧ください。

CLAS(クラス)のおすすめソファ一覧

・「安くて良いソファを探しているあなたへ!おすすめの選び方・商品をご紹介」subsclife

次にテーブルです。

ひとくちにテーブルといっても、ローテーブルからダイニングテーブルまで用途に応じて形状もさまざまですね。

便利な収納つきテーブルから、一人暮らしにぴったりのものまで、サイズもデザインも豊富なCLAS(クラス)のテーブル一覧にリンクを貼っておきます。

・「CLASがおすすめするレンタル・サブスクのテーブルアイテム一覧

インテリアとしての家具サブスクの可能性

家具サブスクで家具をレンタルするのは、必要に迫られている場合が多いですよね。

たとえば「一人暮らしをスタートするけれど家具をそろえるのは高くて大変!とりあえずベッドとテーブルと・・・」というような。

一方、緊急性はないけれどインテリアとして楽しみたいという場合も家具のサブスクは打ってつけです。

最新のトレンドを取り入れた家具を借りたり、部屋の模様替えをしたり、本来なら気軽にできなかったことを、サブスクが手助けしてくれます。

自分に最適な家具サブスクを見つけるために

家具のサブスクはライフスタイル応援サブスク。

ライフスタイルの変化に応じて自由自在に家具を選び、使って、返す。

なんとシンプル。

高いお金を出して買ったものがほこりをかぶって置き場を失うこともありません。

ただし、契約書をよく読まないと買ったほうが安かったりするのでお気を付けください。

ヤドカリは引っ越すたびに身一つです。

人生が仮の宿りであるならば家具も全てを所有しなくてもいいかもしれません。

思い入れのあるものだけ手元に置いて、あとはヤドカリで。

コテツは基本「方丈記」、博学〜!
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人生は仮の宿り。持たない暮らしを追い求めて今はやりのサブスクリプションサービスを徹底調査しています。サブスクのメリットもデメリットも本音で語りたいコテツです。