こんにちは、畳ベッド歴3年のコテツです。

「歳をとってくるとやっぱり畳がいいね。」という声をよく聞きます。ところが実際は、年齢を重ねるほどベッドを選ぶ方が多いのではないでしょうか。布団の上げ下ろしの必要がなく、寝たり起きたりするときの負担も少ないからです。

それでも畳が恋しい日本人の「確かにベッドは楽だけど畳の良さは捨てがたい!」という要望に応えて畳ベッドという和洋折衷のアイテムが登場しました。

ニトリなどの家具店では人気商品として定着していますが、実はもっと前から世に出ているアイディア商品です。スノコベッドの上に畳を敷き、スノコの下は収納スペースという発想がいかにも日本的で素晴らしい。

畳ベッドを買うなら、どちらを選んだらいいでしょうか。ニトリで売っているようなベッド・畳一体型の製品を選ぶか、それともフレームと畳を別々に買うか、悩ましいところです。

そこで、こちらの記事では、畳ベッドに興味をおもちの方、実際に購入を検討していらっしゃる方に向けて、それぞれのメリット・デメリットを具体的にお伝えします。

畳ベッドの魅力を詳しく解説

畳ベッドの魅力は和の雰囲気を取り入れつつ、ベッドの利便性を両立できる点にあります。

畳の調湿性や香り、素材感は日本の住環境に馴染みやすく、特に和室やナチュラル系インテリアと非常に相性がいいです。

さらに収納付きや低床タイプなど機能面のバリエーションが豊富で、ライフスタイルに合わせた選択肢が用意されています。

和室に馴染むデザイン性とインテリアとの相性

畳ベッドは和と洋の中間に位置するデザインが可能な家具です。畳表の色やフレーム材の風合いを組み合わせることで、モダンな和室から和モダンなリビング寝室までぴったりの雰囲気を演出してくれます。

さらにライトやラグ、クッションとのレイヤリングで個性的なおしゃれ空間を作れるのも大きな魅力です。

天然素材の魅力:い草・ヒノキの香り・調湿効果と日本製の強み

天然の「い草」と「ヒノキ」を使用した日本製畳ベッドは、香りによるリラックス効果、優れた調湿・通気性、そして高い耐久性を兼ね備えています。

▶ 天然素材の魅力ーい草・ヒノキの香り :天然素材の畳ベッドは、寝室を心地よい香りで満たし、森林浴のようなリラックス空間を演出します。 

〇天然い草(畳表):①香りのリラックス効果(い草の香りは、森林浴と同じような鎮静作用があり、自律神経を整える効果が期待できる)②空気の清浄効果( い草には二酸化窒素やVOC(揮発性有機化合物)を吸着し、空気をきれいに保つ機能がある)

〇天然ヒノキ(フレーム):ヒノキチオールの香り(ヒノキに含まれる芳香成分「ヒノキチオール」が心を落ち着かせ、高いリラックス効果と殺菌・抗菌効果をもたらす) 

▶調湿効果と快適性ー日本の気候に最適な寝具 :高温多湿な日本の気候において、天然素材の「呼吸する」特性は、快適な睡眠をサポートします。 

〇自動調湿・通気性: い草はスポンジのような構造を持っており、湿気が多い時は水分を吸収し、乾燥している時は水分を放出する

〇夏は爽やか、冬は暖か: 夏の暑い時期にはベタつかず、冷感を得られる一方、冬は内部の空気が断熱材となり、冷気を遮断して適度な保温性を保つ

〇カビ・ダニ対策: ヒノキフレームのすのこ構造と組み合わせることで、布団の下に湿気がこもるのを防ぎ、カビやダニの発生を抑制する

▶日本製の強みー匠の技術と安全性:日本製の畳ベッドは、職人の技術と厳格な品質管理により、高品質で長期間安心して使用できるというメリットがあります。

〇高い品質と耐久性: 島根県産や高知四万十産など、国産の良質なヒノキを使用し、職人が丁寧に仕上げたフレームは頑丈で長持ちする

〇安全性(ホルムアルデヒド対策): 日本製の製品は、F☆☆☆☆(フォースター)など、有害物質のホルムアルデヒド放出量が極めて少ない基準をクリアしているものが多く、安心して使える

〇機能的設計: 高齢者でも寝起きしやすい高さ設計・引き出し付きの収納機能・布団を干せる機能など、細かいニーズに応える利便性がある

機能面のメリット:収納・ローベッド・ステージ

畳ベッドは、和の安らぎと洋の機能性を兼ね備えたベッドです。「収納」「ローベッド(低さ)」「ステージ活用」という3つの視点から、そのメリットと機能について解説します。

▶畳ベッドの収納機能メリット:畳ベッドは、その構造上、床面が高いタイプや、床板が畳になっているタイプが多く、ベッド下を大容量の収納スペースとして活用できるのが最大の魅力です。 

〇大容量の引き出し・収納庫: 浅型・深型の引き出しを備えたタイプは、バスタオル、シーツ、パジャマなど、毎日使うベッド周りの小物を片付けるのに最適

〇シーズンオフのアイテム収納: 収納部分が深いタイプの畳ベッド(跳ね上げ式など)は、布団、衣類、スーツケースなどの大きなものも収納できる

〇通気性: すのこ状の畳ベッドは、ベッド下が空洞になっているため、床下収納と通気性を両立させ、湿気をこもりにくくするメリットがある

▶ローベッドのメリット:畳ベッドをロータイプ(低床)にすることで、和室・洋室問わず、現代のインテリアに馴染むモダンな空間になります。

一般的なローベッドは収納スペースがないことが多いのですが、畳ベッドの場合は「小上がり」としても使えるよう、収納機能を備えた製品が数多く販売されています。 

〇開放的な空間演出: 高さの低いローベッドは、天井との距離が広がり、部屋を広く見せる効果がある

〇安定した寝心地: 床に近い低さで揺れやきしみが少ないため、安定感があり、安心して眠れる

〇小上がり風の活用: 敷布団やマットレスを直接置くことで、畳の上で寝るような感覚と、小上がり(少し高い床)のような雰囲気の両方を楽しめる 

▶ステージ活用のメリット:「ステージベッド」とは、マットレスや布団よりも一回り大きいフレームを備えた低床タイプのベッドのことです。畳ベッドにこの要素を取り入れることで、機能性とデザイン性を両立できます。 

〇サイドテーブル・小物置き: マットレス周りの「ステージ(縁)」部分にスマホ、本、眼鏡などを置くことができ、サイドテーブルが要らない

〇ベンチ・デイベッド化: ベッドの端に座ったり、そのまま腰掛けたりすることが容易で、日中はソファーやベンチのように使うこともできる

布団・マットレスとの相性と寝心地改善ポイント

畳ベッドは、布団とマットレスの両方が使用可能ですが、それぞれに特有の相性があります。

畳ベッドに布団を敷くのは、畳の適度な弾力性を活かせるため、最も一般的な組み合わせです。硬めの寝心地を好む人や、腰痛対策として姿勢を安定させたい人に適しています。

一方、厚さ15cm〜20cm以上のウレタンやコイル素材であれば、底付き感なく快適に使用できます。ただし、通気性の悪いマットレスを敷きっぱなしにすると、畳との間に湿気が溜まり、カビの原因になりやすいため注意が必要です。

寝心地を改善するポイントは3つあります。

まず、寝心地が「硬すぎる」「体が痛い」と感じる場合は、敷布団の下にマットレスを重ねて「底付き感」を解消しましょう。

二つ目は湿気・カビ対策です。寝具の間に除湿シートを敷くことで、寝汗による湿気を吸収し、畳の傷みも防ぐことができます。

三つめは保温性の調整です。畳は冬場に冷気を感じることがあるため、厚手のベッドパッドやシーツを併用することで、肌触りと温度調節を改善できます。 

畳ベッドの注意点『体に悪い』は本当か?

畳ベッドは魅力が多い反面、設置環境や素材の選び方を誤るとカビやダニの温床になったり、素材由来の化学物質が気になる場合があります。

体に悪いという懸念は主に通気性不足や湿気、及び接着剤や防腐処理に使われる化学物質に対するものです。正しい対策を行えばリスクは大幅に低減できます。

ここでは具体的な発生メカニズムと耐久面の注意点、素材選びのポイントと実践的な予防法をわかりやすく解説します。

通気性不足が招くカビ・ダニ・湿気の発生

畳ベッドは「い草」の調湿効果で快適な一方、通気性が不足すると湿気・カビ・ダニの温床になりやすいため注意が必要です。

カビの発生: 寝汗や結露による湿気が「い草」の内部に溜まり、さらに部屋の湿度が高いとカビが急激に繁殖する

ダニの増殖: 高温多湿な環境に加え、畳の目にフケや皮脂が溜まるとダニの絶好のすみかとなる

寝具の劣化: 湿気が抜けないと、畳だけでなく上に敷いているマットレスや布団までカビが発生し、寿命を縮める

へこみ・へたり・耐久性の注意点

畳ベッドは、畳の特性上、へこみや耐久性、メンテナンス面で注意すべきポイントがあります。

▶ベッド上の畳のへたり・寿命:畳ベッドの畳部分は一般的に3年〜5年程度で表面の擦り切れや機能低下が目立ち始めます。ただし、定期的なメンテナンス(天日干し等)を行えば、10年以上持たせることも可能です。多くの畳ベッドは、畳部分のみの表替えや新調が可能です。 

▶木工部材とヘッドレストの強度:フレーム全体の寿命は、使用される木材の種類や接合部の構造次第です。木製ベッドフレームの一般的な寿命は10〜15年とされています。

ベッドが「ギシギシ」鳴る原因は、接合部の緩みや部材同士の摩擦です。特にヘッドレストやサイドフレームのネジが緩むと強度が低下し、故障に繋がります。

頑丈さを重視する場合、集成材よりも天然木の無垢材や、厚みのあるすのこ構造を採用したものが耐久性に優れます。

収納付き畳ベッドの場合、物を詰め込みすぎると通気性が悪くなり、木材が湿気を吸って劣化やカビの原因になるため、隙間を作って空気を流す工夫が必要です。

耐久性を確保するためには支持面積の広いフレームや補強材の有無を確認し、使用者の体重や使用頻度に応じた仕様を選ぶことが大事です。

素材・化学物質が気になる場合の選び方(国産・天然)

素材や化学物質の安全性が気になる方へ、国産・天然素材にこだわった畳ベッドの選び方を解説します。シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを抑え、安心して眠れる高品質な製品を選ぶためのチェックポイントは以下のとおりです。

畳は国産&天然素材

畳は直接肌に触れる部分なので、素材が最も重要です。 い草といえば熊本県八代でしょう。

化学物質過敏症でなくても素材は一番大事。コテツはスリッパもラグもい草は八代産!

畳ベッドの畳も「熊本県八代産」などの国産い草を選ぶと安心です。中国産に比べて農薬の使用量が少ない傾向があり、品質管理が徹底されています。また国産い草は、表面の染土(日焼け防止剤)が少なく、特有の香りと調湿効果が高いです。

「天然イ草」の香りと呼吸作用:天然素材はシックハウスの原因物質を吸着する機能がある

「天然わら」の畳床(畳の芯):現代の畳床は「木質繊維(インシュレンボード)+発泡スチロール」が多いが、化学物質を避けたい場合は「天然のわら」を使用した畳床が理想

フレームは無垢材・自然塗装

フレームは、化学物質を含まない「無垢材」かつ「自然塗料」がベストです。 

「国産ひのき・スギ」の無垢材

ヒノキやスギなどの国産無垢材は、香りによるリラックス効果や抗菌作用が期待できる

「自然塗装」または「無塗装」

ウレタン塗装ではなく、オイル塗装や天然の柿渋仕上げなど、木が呼吸できる塗装(自然塗装)を選ぶと、有害物質が抑えられる

「低ホルムアルデヒド(F☆☆☆☆)」の確認

部材を接着している接着剤が「Fフォースター」基準かどうか確認(F☆☆☆☆が最も安全基準が高い)

健康・安全のための構造的チェックポイント

「すのこ」構造:畳は湿度が高いとカビ・ダニの温床になるため、すのこ仕様や、通気性の良い構造が必須

「立ち上がり」の高さ:高齢の方や腰痛持ちの方には、ベンチのように座りやすい高さ(床面から約40cm前後)が快適 

安心安全な畳ベッドの条件をまとめると次のとおりです。

▶素材: 国産ヒノキ・スギの無垢材
▶塗装: 自然オイル塗装または無塗装
▶畳: 熊本県産い草(または、アレルギー対策なら無機畳)
▶接着剤: 低ホルムアルデヒド(F☆☆☆☆)▶床板: すのこ仕様

ニトリで畳ベッドを買う場合の特徴と評判

ここからは、ニトリの製品を例にベッド・畳一体型の畳ベッドについてメリットとデメリットを詳しくみていきましょう。

ニトリは手頃な価格帯と全国配送・組立サービスの利便性を強みとする大手量販店です。コスパの良さから初めて畳ベッドを購入する方や引っ越しの多い方に向いています。一方で素材の国産比率や細かなカスタマイズ性は専門店に劣るため、素材重視の人は注意が必要です。

ニトリのメリット:価格帯・配送・組み立て・機能

ニトリの畳ベッドは、「手頃な価格で、手間なく設置し、布団の快適性を寝室に取り入れたい」というニーズに最も適した選択肢です。

ニトリの畳ベッドのメリットを「価格・配送・組立・機能」の4つの観点からご紹介します。

▶価格帯:手頃な「お、ねだん以上」

・低価格〜中価格帯: 畳ベッドとしては非常に入手しやすい価格帯(シングルで数万円〜)で、ニトリの「お、ねだん以上」のコンセプトどおり実用的で耐久性のある製品が揃う

・高品質素材の選択肢: 比較的安価な製品でも、通気性や調湿機能に優れた「天然い草」を使用したり、頑丈なヒノキ材を使用したモデルもあり、コストパフォーマンスが高い

・統一価格: ネットショップと実店舗で基本は同価格なため、安心して購入できる

▶配送・サービス:安心の配送員設置

・大型家具の配送: 多くの畳ベッドは「配送員設置商品」として、配送員2名が部屋まで運び込み、希望の場所に設置してくれる

・梱包材の回収: 配送員が梱包ダンボールやビニールなどのゴミをすべて持ち帰ってくれる

・時間指定可能: お届け日前日に2時間の時間枠を指定できる

▶組み立て:手間いらずの有料組立サービス

・組立サービス(有料): +3,300円(税込)程度(※2025年時点情報)のオプションで、配送員が設置・組み立てまで行ってくれるため、重いベッドフレームを自身で組む必要がない

・安心のプロ作業: 専門スタッフが工具を用いて手際よく組み立てるため、頑丈で安全な仕上がりになる

▶機能:使い勝手の良い設計

・高さ調整機能: 3段階程度に脚の長さを調整できるタイプがあり、低い位置で布団を敷くロータイプから、高い位置で立ち上がりやすいハイタイプまで好みに合わせて調整できる

・収納スペース: ベッド下空間を収納として活用できるタイプや、引き出し付きのモデルも選択可能で、省スペースでも収納力を確保できる

・宮付き・ライト付き: スマホ充電用のコンセントや、小物が置ける棚、便利なライトが付いているモデルが多く、ベッド周りの環境が充実

ニトリのデメリット:素材・産地・カスタマイズ性

ニトリの畳ベッドは、低価格で手軽に和の空間を取り入れられる一方、素材やカスタマイズ性においていくつかのデメリットがあります。主なデメリットは、主に中国産を主流とする素材の耐久性、湿度対策の手間、選べるサイズや機能の制限です。

以下に「素材」「産地」「カスタマイズ性」の観点から詳細を解説します。

▶素材のデメリット:耐久性とカビ

・畳の耐久性(寿命): ニトリの畳ベッド(特に安価なモデル)は、天然い草の香りが楽しめる一方で、高価な専門店の畳に比べると耐久性が劣ることがある

・カビ・ダニの発生: 天然素材であるい草は湿気を吸い込むため、定期的な換気をしないとカビやダニの発生を招く

・硬い寝心地: 畳の表面に直接布団を敷くと、薄い場合は非常に硬く感じ、腰痛持ちの人にはリラックスしにくい場合がある

・フレーム素材: フレームは木製(プリント紙化粧繊維板など)が主で、高級な無垢材のような耐久性や質感は期待できない 

▶産地のデメリット:海外製(中国・ASEAN)

・海外生産が中心: ニトリの製品の多くは海外(主に中国、一部ベトナムやインドネシア)の自社工場や提携工場で生産されている

:職人仕立てではない: 大量生産されているため、国内の伝統的な職人が作る畳に比べ、細かい部分の品質やい草の目の詰まり具合において、最高品質を求める人には向かない

▶カスタマイズ性のデメリット:既製品のみ

・オーダーメイド不可: ニトリは「既製品」の販売が基本であるため、畳のサイズ変更や、畳のグレード(高級な国産い草への変更など)のカスタマイズはできない

▶選べる畳の種類が少ない: 基本的には「い草」または「和紙(樹脂)」の選択肢が主流で特定の産地のい草(熊本県産など)を細かく選ぶといったカスタマイズは難しい

▶デザインの制限: 収納付きベッドなど機能的なタイプは多いが、デザインの選択肢は限られており、特注の和風家具のようなデザイン性はない

ニトリのコスパ・利便性は素晴らしい。でも畳は国産!そう八代産の右に出る外国産はないのよね~畳ベッドの主役は畳じゃないの?と思うコテツであります。え?フレームなの?

フレームと畳を別々に買う場合のメリット・デメリット

フレームと畳を別々に揃える方法は、素材や寸法、仕上がりを自由に選べる点が最大の利点です。国産畳や無垢材フレームと組み合わせることで高品質で長持ちするベッドが作れます。

また、すのこベッドなどの通気性の良いフレームをすでに持っている場合、その上にぴったりのサイズで畳をオーダーすれば、手軽に畳ベッドへ改装できる点も魅力です。

別々に新たに購入する場合は、搬入設計や組立、相性の確認に手間がかかり、費用面でもトータルで高くなる可能性があるのが難点です。

フレーム+畳別買いのメリット

まず、フレームと畳を別々に揃える場合のメリットを詳しくみていきましょう。

▶畳のメンテナンス・交換が容易

・畳だけ交換可能: 畳の寿命は3〜5年程度とフレームよりも短いため、畳が傷んだり汚れたりした場合、畳だけを注文して交換できる

・部分入れ替えや手入れ: 半畳サイズ(2分割タイプ)の畳を選べば、1枚ずつ干したり、掃除機をかけたりしやすく、手入れが格段に楽になる 

▶予算と素材を自在にカスタマイズ

・コストの最適化: フレームは機能性重視で安価なものを選び、畳だけい草の質にこだわる、あるいはその逆など、予算に合わせて素材(天然い草、和紙、樹脂)やグレードを選べる

・特注サイズに対応: 部屋のサイズに合わせて、ベッドフレームはすのこ仕様のものなどを選び、後から「ベッド用取替畳」をオーダーサイズで作ることも可能

▶用途に合わせた畳の選択

・機能性畳を選べる: 天然い草の香りを重視するなら「い草畳」、耐久性や手入れのしやすさを重視するならダニやカビが発生しにくい「和紙畳」「樹脂畳」を選ぶなど、フレームとは別に用途に応じて畳の素材を選べる

別買いのデメリット

畳ベッドのフレームと畳を別々に購入する場合、セット購入と比較して以下のようなデメリットやリスクが考えられます。

▶サイズの不一致(最大のデメリット)

畳とフレームを別々のメーカーや店舗で購入すると、数ミリ〜数センチの誤差で「畳がフレームにはまらない」「隙間が空く」という問題が頻繁に起きます。 

・はまらない: 畳が少しでも大きいと入らない

・隙間が空く: 隙間にゴミやほこりが溜まりやすく、見た目も悪くなる

・和室の畳の規格: 畳には京間(本間)、中京間、江戸間などサイズ規格が複数存在し、フレームと合わないことがある

▶高いカビ・ダニ発生リスク

畳ベッドは湿気がこもりやすいため、通気性の確保が非常に重要です。セット製品は通常、専用の「すのこ」や通気構造が設計されていますが、別々に購入した場合は、通気性が十分に確保されず、ベッドと畳の間にカビ・ダニが大量発生するリスクが高まります。 

▶コストが割高になる

セット販売されている畳ベッドは、フレームと畳のセットで最適化されたコストになっています。別々に購入すると、特注サイズや別々の配送手数料などが重なり、トータルコストが割高になるケースが多いです。 

▶安定感と耐久性の低下

別々で購入した畳は、フレームの受け板の形状や強度と合わず、寝たときに沈み込んだり、ガタつきが出たりすることがあります。畳自体がしっかり固定されないことで、耐久性の低下につながりやすいです。

▶購入・搬入の手間

フレームと畳を個別に選ぶのは、サイズ、厚み、素材(い草、樹脂など)の組み合わせを細かく確認する必要があるため、大きな手間がかかります。

設置するときになって「ああ!畳が入らないっ!!!」という悲劇は避けたい。安物買いの銭失いではない、い草の香り漂う八代産の畳を買ったのに!別買いの際はサイズサイズサイズが大事だよ~

おすすめメーカー・専門店・通販

フレームと畳を別々で購入する際のおすすめメーカー・専門店・通販サイトは以下のとおりです。

<専門通販店(品質重視・セット販売も対応)>

「たたみのこうひん(本店)」: 広島県の畳専門店。ベッド用取替畳(シングルサイズ等)が豊富で、高品質な国産畳を購入可能。フレームも通気性の良いすのこベッドや収納タイプを販売している。
「ベッドコンシェルジュ neruco(ネルコ)」: 畳ベッドの品揃えが多く、フレームのみの販売も行っているため、畳を別の専門店で購入する場合に最適。
「萩原製造所」: 「すのこベッド&畳マットレス」という形式で、フレームと畳を別々(またはセット)で購入できる。い草の香りを楽しめるタイプなど、バリエーションがある。

<家具専門店(頑丈さ・デザイン重視)>

「大川家具」:大川家具(おおかわかぐ)は、福岡県大川市周辺で製造される、約500年の歴史を持つ日本最大の国産家具ブランド。 国産の高品質な畳ベッドフレームを探すのに適している。棚付き、収納付きなど、機能性の高い木製フレームが特徴。
「ヒノキ・ワークス」: 国産ひのき材を使用したオーダー家具専門店。 香りの良いひのきフレームを1cm単位でオーダーでき、それに合わせた畳もセットまたは別売りで用意されている。

<畳の専門ショップ(カスタマイズ・サイズオーダー)>

「琉球畳どっとこむ」: 琉球畳(畳縁のない半畳サイズの畳を市松模様に敷いたもの)のショップ。サイズオーダー畳に対応しており、特殊なフレームサイズにも対応しやすい。

畳ベッドは満足度の高いものを!

素材や長期的な品質を重視するならフレームと畳を別注する方法を推奨します。

価格と利便性を重視するならニトリの畳ベッドは有力な選択肢です。

設置環境・予算・求める機能(収納・通気・高さ)を考えあわせて選びましょう。

起きて半畳寝て一畳、わずかなスペースですが人生のほとんどを過ごす場所です。

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人生は仮の宿り。持たない暮らしを追い求めて今はやりのサブスクリプションサービスを徹底調査しています。サブスクのメリットもデメリットも本音で語りたいコテツです。